電通その電通。世界の広告会社の売上高(1979年・「アドエージ」誌による)を見ると、
1位 電通 24億3700万ドル
2位 ヤング&ルビカム 19億2100万ドル
3位 J・W・トンプソン 16億9300万ドル
4位 マッキャン・エリクソン 16億8700万ドル
5位 オグルビー&メーサー 13億9300万ドル
6位 テッド・ベーツ 11億7700万ドル
7位 SSC&B 10億2200万ドル
8位 BBDOインターナショナル 9億8600万ドル
9位 レオ・バーネット 9億5100万ドル
10位 フートコーンアンドベルジング 9億1800万ドル
となって、2位を大きく引き離している。しかも電通は73年以降1位を独占し続けている。
なお、日本で第2位の広告会社博報堂は、8億9600万ドルと、電通の36%の売上高で11位、日本で第3位の大広は、4億9100万ドルと、電通の20%で19位にすぎない。国内の売上高を見ると、
1位 電通 5605億2000万円
2位 博報堂 2073億8400万円
3位 大広 988億3900万円
4位 東急エージェンシー 634億4500万円
5位 第一企画 489億9800万円
6位 読売広告社 435億1700万円
7位 朝日広告社 396億4900万円
8位 マッキャン・エリクソン博報堂 393億円
9位 第一広告社 366億3100万円
10位 旭通信社 320億5200万円
となる(『広告と経済』昭和56年5月11日発行による)。第2位の博報堂から9位の第一広告社までの総売上高を合わせて、やっと電通1社の売上高に相当する。
電通の巨大さは、媒体別の占有率を調べると、さらに鮮明になる。テレビのキーステーションのゴールデンタイムを見ると、
TBS 59.4%
NTV 42.9%
フジテレビ 50.7%
テレビ朝日 38.6%